冬支度、大丈夫ですか?
平成25年11月29日
ポカポカと暖かい日があるかと思えば、爆弾低気圧で風雨に見舞われる日もある、0℃と10℃当たりを行ったり来たりの日々です。
皆さん、お元気ですか?
今年は、今のところインフルエンザの流行もなく、半径約50qの範囲でほぼ平和に過ごしています。世界的に見れば、紛争や災害の真っ只中にある国も数多く、日本も周辺の国々との間でギクシャクすることがない訳ではありませんが、なんとか毎日を無事に過ごすことが出来ているのは、有り難いことです。
『有り難い』という文字のごとく、本当は平和な日々の方が、珍しいのかもしれないと、この頃は神棚に手を合わせることもしばしばです。「平和な日々が続きますように…。」「みんなが元気でいますように…。」などなど。
神頼みしたいことは沢山ありますが、出来る事を精一杯やりきった後にするのが神頼み、という気もしますから、ここはひとつ、受験生の皆さんも、毎日お仕事頑張っている皆さんも、もう一頑張り致しましょう。

寒さに負けず、今月も元気にお過ごし下さい。
あるポカポカした土曜日の午後、散歩の途中で見かけた白樺の木。
青空とのコントラストが綺麗だったので、思わずパチリ。
大きな木には、ぼうっと見上げさせる何かがありますね。
何年もかかってそこまで大きくなった歴史…、生きているっていう実感…。

厳しい道東の環境で、大きく育つ木はそんなにありませんから尚更です。環境を受け入れて、大きく育つ。私も見習いたいです。
1.緊急事態訓練をしました。
いつの時代も、日本国内に留まらず、世界的に災害というものは発生しています。
最近では、11月8日に発生した台風30号によるフィリピンへの被害。
台風なのに、まるで津波に襲われたような被害の跡は、2011年に発生した東日本大震災の被災地の風景を思い出させます。死者数は5千人を超え、その数は今なお増え続けているとか。
皆さんが一日も早く日常を取り戻されることを、心からお祈りします。

日本でも、今年は大規模な台風がとても多く発生したように感じます。いつもより雨量が多かったり、風速が大きかったり。どちらかと言うと、北海道は台風被害の少ない地方だとは思いますが、それ故に台風に対する防衛対策がまだまだだなあと、いつも感じます。台風にしろ地震にしろ、被害を最小限に抑えることが大切ですから、日頃から対策を立てておくに越したことはありません。
10月22日(火)に、総務部で緊急事態訓練を実施しましたので、少しその様子をご紹介します。

弊社では、災害発生時対応フロー図を作成し、火災・地震・交通事故など、それぞれに対する行動を示しています。今回は、就業時間内に震度5以上の地震が発生したことを想定して、総務部の訓練を実施しました。
全社的には、震度5以上の地震が発生した場合は、社長を本部長とする災害対策本部を設置し、職員にてチームを組んで道路パトロールに当たることになっています。
その場合の総務部の役目としては、停電になった場合に備えて本社の電源の確保、パトロールに当たる職員の食料や水の確保などがあります。
この日は、電源の確保について訓練しました。本社に備え付けてある発電機を動かして、延長コードにより電話と無線とパソコン用の電源を確保します。
「発電機を稼働する」と一言で言っても、私達にしてみれば、なじみのない発電機。どのボタンをどの順番に押して稼働させるのか、まずそのあたりから難しい訳です。これまでの訓練の結果、誰にでも分かりやすい図入りの稼働方法説明書を発電機に付けて、操作する際は図に従って稼働させることにしました。そして、発電機からコードでつないで電話と無線とパソコンに電気を通します。この延長コードにも工夫があって、色分けして電話と無線とパソコンにそれぞれの色のコードをつなぎます。電気が通っているかどうかを実際に確認して、最後に発電機を止めて、訓練終了となります。この日は7分で終了しました。
簡単そうに見えますが、自分一人しかいないと思って、全てを一人で出来るかどうか考えながら訓練に当たると、そう簡単ではないんですよ。やはり定期的に手順を確認しておかないと、不安はありますね。
今のところ1年に1回、訓練することにしています。発電機もたまには動かしておかないと、いざという時に動かなかったら困りますからね。
何しろ、緊急事態が発生した場合、平常心ではいられないとしたら、対応する動作がつい癖で出てしまうくらい、身についていることが必要だと思う訳です。
皆さんの職場でも、是非、災害発生時の避難訓練などを実施されることをお勧めします。
個人的には、災害発生時にどのように業務資料(データ)を避難させるかを考える必要性を感じています。今時はスキャンも日常的になってきたので、様々なデータをパソコンに納めて、さらにメモリカードなどにバックアップを取っておいて、そのメモリカードを避難させる…というのはどうでしょう?こういうことを考えると、日常からやっておかなければならないことが、自ずから明らかになりますし、有効です。
どちらかと言うと、避難して生き残るだけの体力があるかどうかが、まず問題なような気もしますが、そちらの方は追々考えることにしようと思っている今日この頃なのでした。
2.シシャモ漁の季節です。
この季節になると、白糠町の海岸近くに、シシャモ漁をする船を見かけるようになります。特に、はまなす街道からよく見えます。白糠の海は、海水浴をするような遠浅の海ではなく、いきなり深くなっているそうですから、船も海岸近くまで寄ることが出来るのですね。
今年はシシャモ、あまり捕れていないと漏れ聞きますが、どうなのでしょう。
あまり捕れないと、値段が高くなるかもしれませんね。
また、12月上旬に水産物物産展が開かれると思いますが、何とかゲットして内地の友人達に送りたいものです。
つい最近も、内地の知人とシシャモの話しで盛り上がって、本物のシシャモを食べてもらいたいと、送ったばかりです。内地では本物のシシャモを手に入れるのは、お寿司屋さんでも難しいそうですよ。本当は、白糠に来て食べてほしいとも思いますが、なかなかそうもいかないので、せめて沢山の人に送って、白糠を知ってほしいと思っているところです。
私は、小振りなメスの方が、どちらかと言うと好きですけど、皆さんは如何でしょう。是非食べてみて下さいね。
3.食べ物のこと、色々。
今年の水産物物産展は、12月14日(土)、15日(日)に開かれる予定です。
場所は、白糠町の社会福祉センター。現地にて、地方郵送も出来ます。白糠町のシシャモ、たこ、毛ガニを是非ご堪能下さい。
ちなみに…
最近納豆に、はまっています。
前々から、我が家の食事には豆類が不足していると気にしていましたが、納豆こそ、この隙間を埋めるベスト食品のような気がします。
そもそも大豆が素晴らしい!
約20種類のアミノ酸によって構成されているタンパク質。体内で合成されず、食事から摂取するしかないアミノ酸を
必須アミノ酸というらしいのですが、植物性食品で唯一、必須アミノ酸のバランスが良好で、植物性食品に不足しているリジンも多く、良質タンパク質となっているのが、「大豆」らしいです。
大豆の効果としては、
@サポニン…血液中の脂肪を減少させる→血管にコレステロールが溜まらない→血管がしなやかになり弾力性が高まる
AビタミンE…血管壁に沈着する血中コレステロールを低下させるリノール酸の働きに必要不可欠。老化や癌の原因となる過酸化物質による害をなくす。
Bエネルギー代謝を盛んにし、疲労回復・夏バテ防止が期待出来る。
Cカリウムによる血圧低下
D豊富な鉄による貧血防止
Eカルシウムによる骨や歯の強化
さらに、日本の家庭料理に定番のご飯と納豆の組み合わせには、納豆が、ご飯など穀類に不足しているアミノ酸を補うという働きがあるらしく、長年続いている風習には理由があるんだなあ、って頷いてしまいました。納豆ばかりでなく、豆腐や、味噌汁の味噌も大豆食品ということで効果は同じです。「お米を食べたら大豆をとる」ことを心がけるといいようですよ。
また、大豆に含まれる、リン脂質のレシチンには脂肪肝の進行を妨げる効果もあるそうですから、脂肪肝の原因となる飲み過ぎを避けると共に、お酒のつまみには大豆食品をとると効果的だそうです。これからの忘年会シーズン、豆腐や納豆をおつまみに、健康に気を遣って盛り上がって下さると幸いです。
その1.納豆の勧め
その2.風邪予防にいかが?
最近、大量に頂いた長芋。どう料理して飽きずに食べようかと思案していたところ、長芋の提供者である友人が教えてくれました。
それは、
長芋のカクテキ
焼き肉屋さんのメニューにある大根のカクテキを長芋でアレンジ。
その作り方はすごく簡単です。
まず長芋の皮をむき、だいたい長さ2p、厚さ1.5pに切り、キムチの素を適量、味の素少々と混ぜ合わせるだけです。キムチの素を自分好みの辛さになるように量を調整すると、「簡単長芋のカクテキ」が出来上がります。
少し冷蔵庫に置いておくと味がなじみます。
長芋のシャキシャキ感がとても良いですよ。
ご存知の通り、長芋は栄養価が高く、中国では漢方薬として用いられる程
消化促進作用が抜群で、新陳代謝が促進されますし、キムチに含まれるカプサイシンは身体の抵抗力を高め、風邪などから身体を守る効果があると言われています。
寒い季節の風邪予防にピッタリですね。
お酒を召し上がる方にとっては良いおつまみにもなりそうですし、是非一度お試しあれ。
4.年末の行事あれこれ。
今年も残すところ後1ヶ月となりました。
今回は、年末年始の日本の文化についてご紹介します。
12月13日
正月事始め
江戸時代、江戸城で行われていた、すす払いに因んで、この日大掃除から正月準備を始める習慣が出来ました。
正月行事は年神様(新年の神様)を迎える行儀なので、家の中を隅々までキレイにすると、沢山のご利益があるとか。
12月22日
冬至
一年で最も日照時間が短い冬至。
翌日から日が長くなることから、太陽の力が復活し、運が向いてくる日とされました。
「運盛り」といって、なんきん(カボチャ)、れんこんなど「ん」の付く物を食べると「運」を呼び込めるそうです。
柚子をお風呂に浮かべる柚子湯には、強い香りで厄払いをする意味があります。
12月28日までに
正月飾り
門松、注連飾り(しめかざり)、鏡餅などの正月飾りは、年神様が降りてくるところ。簡単な飾りでも季節感を運び、お正月を迎える改まった気持ちにしてくれます。
飾るのは12月26日から28日までに、もしくは間に合わなければ30日に。「二重苦」につながる29日、一夜飾りになる31日は避けた方が良いと言われています。
12月31日
大晦日
毎月末日を晦日(みそか)と言うことから、1年の最終日は大晦日(おおみそか)と呼ばれます。
大晦日に食べる年越しそばには「そばのように長く生きる」、薬味のネギには「ねぎらう」「ねぐ(祈る)」などの意味があります。
続いて、年末のちょっとしたマナーをご紹介します。
お歳暮
お歳暮は、お祝いの意味ではないので、自分や先方が喪中でも贈ってかまいません。
ただし、紅白の水引はつけず、無地の奉書紙か短冊に「御歳暮」と書くのがマナー。
また、四十九日が過ぎてから贈ると良いでしょう。
お歳暮は、12月25日頃までに届くのを目安に贈ります。もし遅れて年明けになるようなら、のし紙を変え、元日から7日頃までは「御年賀」、8日から2月3日頃までは「寒中見舞い」として贈りましょう。
年賀のマナー
年賀状にもマナーがあります。
年賀状に使う賀詞にはマナーがあり、「寿」などの1文字、「賀正」などの2文字の賀詞は、敬意や丁寧さに欠け、目上の方には使えません。
「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字を使うようにしましょう。
年賀状は年始まわりの簡略版ですから、1月7日までに届くのが基本です。
もし年賀状の返信が遅くなってしまったら、「寒中見舞い」として出しましょう。
「なるほど、そうだったのかあ〜」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
伝統の行事や風習は、由来や意味があって行われていると思いますので、日本の文化についてどうして行われているのか、もう一度考え、これからも昔から受け継がれてきたことを大事にしていきたいですね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今月は、11月6日(水)の北海道建設新聞の記事から、現場見学会の様子をご紹介します。
やっともう少しで釧路市まで北海道横断自動車道が延びて、札幌がぐんと近くなるのではないかと期待している今日この頃ですが、施工中の現場は、これから冬真っ只中での作業ということで、色々と大変でしょう。まず雪との戦いがありますし、寒さの中で、一定の品質を保つものを造るのって技術的な格闘もあるのではないでしょうか。地域の特質によって工夫を凝らしながら施工するって、すごいですよね。考えてみれば、真夏と真冬とで、気温の振り幅が約50℃近くもあるのです。コンクリートだって、温度によって伸び縮みするそうですよ。(私は、ついこの前知ったばかりです。)
人の命に関わる公共施設を造るには、それなりに技術力が必要ですね。
情報化施工とは、建設業の手順である、調査・設計・施工・監督・監査・維持管理のうち「施工」に着目して、ICT(情報化通信技術)の活用により得られた電子データを活用して高効率・高精度な施工を実現するものだそうです。ICTとはInformation and Communications Technologyの略でGPS、無線LAN、インターネット、PHS、パソコンなどの情報通信技術を使って自動化を図るとのことです。具体的には、多分弊社においてもトータルステーションなどの高度な測位システムの導入を進め、測量や検査に使用しているのだと思います。このような情報通信技術(ICT)と電子化された施工図などのデータを活用することによって、施工現場では測量などの計測作業の合理化、品質・精度の向上が期待出来ると思われます。
実際に見てみないことには、私などにはピンときませんが、物心ついた頃からパソコンが普通に身近にあって、情報をデータで扱うことに慣れている小学生達には、何か感じるものがあったでしょうか。
建設業が技術導入を図って、日々進化していく働きがいのある職業だということが少しでも伝わればいいと思うのですが…。