冬に突入?
いよいよ冬が間近に迫りました。
ここ半月の間に、木々の紅葉もずんと進んだようです。
大規模な台風26号により、釧路市では、例年になく早い10月中旬の初雪となりました。
10月16日には、南北に長い白糠町でも、北の方では雪を認めたという話しです。
国道392号線から続く国道274号線を進んだ、本別町に向かう釧勝峠では、積雪が約5センチとなったため、この時期には珍しい除雪車の出動となりました。
海に近い白糠町内では、まだ雪は降っていませんが、これからの季節、毎日天気予報をチェックして、雨や雪が降りそうな時は、朝夕の路面アイスバーンにも注意が必要です。
それでなくても夏の終わりから、北海道における交通死亡事故が多発しているとのこと。
10月28日現在の、北海道における交通事故死亡者数は145名。かろうじて全国ワースト3を免れてはいるものの、約3日に1名以上の割合で死亡者が発生しているという現状です。何とか年末に向けて、これ以上の事故は防ぎたいものですね。スピードダウンとシートベルトの着用は勿論のこと、早めにスタッドレスタイヤに交換するなど、対策をとりましょう。
一気に気温も下がってきます。いつもながら、いきなりの冬バージョンにビックリですが、寒さ対応に努めて、元気に毎日を過ごしましょうね。
平成25年10月31日
1.恋問館が、人気です。
まだまだ暖かかった10月6日(日)、白糠町恋問館では、恋問館祭りが開かれました。
お天気にも恵まれ、海に面した恋問館の芝生は大勢の人で賑わっていましたよ。
結構広いスペースが駐車場としてあるのですが、駐めきれないくらい車で溢れていました。
見渡せば広い太平洋と、どこまでも続く青い空。古着や小物を広げるバザーの方達も、お客さんも、ゆったりとのんびりしていたようです。
青空の下、鍛高ラムネの早飲み大会なども見ることが出来ました。主催者によると、「鍛高ラムネの早飲みが出来るのは白糠町だけ。ラムネの早飲みはあるかもしれないが、鍛高ラムネの早飲みは、ここだけ。」ということでした。

地元の野菜を売る店や、白糠町ならお馴染みの『酪恵舎』のハイジパン、茶路めん羊牧場のラムの串焼きとつくね、この豚丼など、出店もバラエティーに富んで楽しめました。
どの店も行列が出来ていましたよ。
恋問館は国道38号線沿いで、誰にでも分かりやすい所にありますし、釧路市からも近いので、ちょっとドライブがてらに出かけるにはピッタリですね。恋問館まつりは、毎年この季節に開かれますから、今回逃した方も、是非来年は、いらして下さい。たまには、自然の中で、空と海に囲まれて、ゆったりくつろぎましょう。
酪恵舎のハイジパン。フランスパンの上にトロ〜リ チーズを載せて頂きます。行列は、10分待ちでした。
茶路めん羊牧場のラムの串焼きとつくね。
癖もなく、食べやすいラムにビックリです。
白糠町産のゴボウを、フライドポテトみたいに油で揚げたゴボリコ。いいアイディアだと思います。
地元で捕れた野菜。
紛れもなく「産地直送」。
お値段も手頃です。
毛ガニ、3ハイで9千円。
さすがに売り物の毛ガニは美しい…。
あら汁が無料で配付されていました。屋外で頂く暖かい汁物は嬉しいですね。
2.津波防災まちづくり。
2011年3月11日の東日本大震災を契機として、日本人は、地震と津波をセットとして考えるようになったと思います。過去にも奥尻島など、津波被害を受けた例はあったものの、やはり東日本大震災が、地震による被害を想定する上で、『津波』を大きく位置づけたことは間違いないでしょう。

10月25日(金)、釧路市生涯学習センターにて、『北海道津波防災まちづくりシンポジウム in 釧路』が開かれましたので、早速出席してきました。
防災に精通されているお二方の講師をお招きして、色々なお話しを伺うことが出来ました。
東日本大震災の折、釧路市では最大2.1mの津波により、釧路市河口部両岸地域で浸水被害がありました。
道が昨年発表した津波浸水予想図によると、可能性のある最大クラスの津波高は、浜中町琵琶瀬で34.6m、釧路市釧路川河口で9.6m、白糠町の沿岸部では14mから17mと想定されているとのこと。

大規模な津波に対しては、「逃げる」ことが、最重要だとおっしゃっていました。
さて、逃げる場合の注意事項としては、
@ ラジオなどで情報を把握する。
A 避難警報が発令されたら、速やかに逃げる。
B なるべく徒歩で避難する。
C 一度避難したら、決して家などへ戻らない。

避難場所をあらかじめ確認しておくことは勿論、家族との連絡方法を決めておくことも大切です。
携帯電話が繋がりにくくなることが予想されますので、いざという時、慌てないように、予め決めておくことが大事なんですね。

以前テレビで、離ればなれになった二人が巡り会うためには、二人とも動き回って相手を探す方がいいのか、一人が動き回ってもう一人がじっとしている方がいいのかという企画を放送していました。両方とも、それほど大差はないように記憶しているのですが、動き回るにしても、じっとしているにしても、「自分がここにいる」っていう情報を発信することが大切だったように思います。
人づてに口コミで情報を流すとか、ツイッターやラインなどを活用するなど、一昔前より情報発信の方法は色々ありますから、これらを駆使するといいですね。
最近では、地震による津波ばかりではなく、大雨による被害も、全国各地で見受けられます。
多分、日本の気候が変化したということも原因の一つではないでしょうか。白糠町でも、20年前より雨が増えていると思います。
道民は雪より雨の方が苦手のような気がしますから、こちらにも気をつけて、日頃から対策を考えておくことが必要ですね。
3.ISOの外部審査を受けました。
弊社においては、土木工事及び建築工事の施工に関して、品質はISO9001:2008を、労働安全衛生はOHSAS18001:2007を運用し、お客様に満足して頂ける物を安全に造ることを目指しています。これらのISO、OHSASを国際規格に乗っ取り、適切に運用するために、外部の認証機関による審査を受けています。9月30日(月)、10月1日(火)の、外部審査の様子を少しご紹介しましょう。
外部審査の審査員は、今回が品質・労働安全衛生の両方ともサーベイランスということもあり、1名でした。とは言え、審査対象は、経営者・品質管理責任者・安衛管理者、各部、現場に渡り、2日間集中して審査に当たって下さいました審査員の方にとっては大変なことだと思います。
審査を受ける職員も、日頃システムを運用する中で、「今度、審査員に尋ねてみよう」という懸案を抱えていることもあり、審査の中でディスカッションしていたようです。
例えば安全面で、隣接する他現場と共有している道路について、どこまで弊社で安全管理するべきか、とか。
全ての部員がいずれかの現場に従事している状態であっても、所属する部においても目標を展開するべきか、とか。この他にも色々ありますが、それぞれにアドバイスを頂きましたので、今後の展開に活用することにします。ありがとうございました。
同じ10月の9日(水)には、社内においてマネジメント・レビュー会議も開き、品質と労働安全衛生マネジメントの運用状況について、品質管理責任者並びに安衛管理者より社長に報告し、社長からは処置を含めた指示事項が出されました。
2015年には、品質の国際規格が更新されるということですので、その変更にも対処するべく、継続的改善を図る必要があると認識したところです。
社員一丸となって、地域の皆様に必要とされる企業目指して、今後も頑張りますので、よろしくお願い致します。
4.ちょこっと白糠情報。
よくJRの駅などに貼ってある、ご当地ポスター。道東の市町村も、地元の特徴を活かしたポスターを如何に作るか工夫を凝らしているようです。
白糠町は、『白糠を知らぬか?』を合い言葉に、白糠高校の生徒さんが撮った写真をふんだんに使ったポスターになっています。
白糠町の特徴が、季節行事を通して分かるような写真が沢山掲載されています。白糠町の商店などでも見ることが出来ますから、皆さんもチェックしてみて下さいね。

さて、右の写真は、9月上旬に発売された切手シートです。
これまた、白糠町の風景やお祭りなどが80円切手になって発売されました。
白糠町の夕陽や、恋問館からの眺望、庶路ダムの紅葉もあります。ししゃも遡上の写真や茶路めん羊牧場の羊の写真はかわいいですね。

白糠町限定発売で、よく出来ているので、思わず買ってしまいましたが、使うのがもったいなくて、コレクションになりそうです。
最近は、郵便局に行くと色々な切手が売り出されていますよね。記念切手やアニメの切手など、種類が豊富で、見るだけでも楽しめます。それに切手がシールになっているのも、気が利いています。
考えてみれば、今までどうしてシールになっていなかったのか不思議な気もします。水に濡らさなくても貼ることができるシール式の切手は、便利ですよね。


白糠町ばかりでなく、最近はご当地ゆるキャラなどを用いた地方のアピールが盛んに行われている様子。平成26年度に予定されている道東自動車道 白糠IC開通に向けて、これから白糠町も、何やら賑やかになる予感…。
今後の白糠町に注目ですね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、10月25日(金)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
アベノミクスの影響か、今年は公共工事発注が増加傾向にあると言われています。
長年の公共工事削減対策により、全体の工事量が右肩下がりに落ち込んでいたので、今年増加したとは言え、平成12年度あたりに比較すれば、まだまだ元通りとまではいっていないように感じますが、嬉しいことです。
昔から日本は台風などの影響を受けやすいので、一度造った建造物なども補修や補強などの手入れが必要だと思います。
国土面積にしては、車両の数も多いと思いますので、道路も維持補修なくしては、安全に走行できる状況を保つことは難しいでしょう。
一住民として、防災や維持を強固にしてくれる公共工事は必要だと思います。

現在の問題は、人出不足や資材不足なんです。
今や工事施工のために、人出を確保するのが困難です。
直接の労働力となる人出も、技術者も不足しています。
そもそも建設業に就職する人材が少ないようです。
賃金引き上げは、人材確保のための一つの手段とも言えるのでしょう。

思えば、派遣で働く方も沢山いらっしゃるようですが、やはり社会保険などを整備した企業に正社員として働くっていうのは魅力的です。健康保険料や厚生年金保険料を個人と企業で折半するっていうしくみは、とてもよく出来ていると、最近しみじみ思います。
個人の生活の地盤をしっかり築きつつ、仕事に邁進する、って大事です。

何しろ、建設業がもっと人を惹きつける魅力的な業界になることが必要ですね。
私達も、少しでもお力になれるように頑張りたいです。