遅ればせながら、道東にもようやく桜が咲きました。場所によって微妙に暖かさが違うのか、開花状況に差がありますが、間違いなくこれで桜前線は、日本中を走り抜けたことになります。
冬の間、凍っていた地面も緩んで、日々緑の絨毯が広がっていきます。まず、ふきが大きくなるに従って、あちこちでふき取りをしている方をお見かけします。そして、どういう訳か、自らはふき取りをしていないにも関わらず、新春のふきが私の手元にも届く、ということになるのです。旬のものをその季節に食すということは、有り難いことですね。いつもごちそうさまです。
これからは、よもぎ、タラの芽、ウドなどが出回りそうですけど、どうでしょう?タケノコご飯も美味しいですよね。
内地では、電力不足の夏をどうやって乗り切ろうかと、不安要素が沢山ありそうですが、今年の夏は今年限り、道東にとっては短い夏です。楽しいことが沢山あるといいですね。暑すぎて内地で過ごせない方は、どうぞ白糠町へ。心地よい夏をご一緒に、如何ですか?
爽やかな初夏、かな〜?
平成24年5月30日
1.街頭啓発活動を実施しました。
北海道は、全国でも交通死亡事故が多発している場所であるというデータがあります。
例年、全国都道府県において、年間ワースト1を争っているというイメージが拭えません。
事実、面積が広い故に長い直線道路も多く、ドライバーやライダーがスピードを出したくなる気持ちも分からないではありません。スピードを出せば、必ず事故が起こるという訳ではありませんが、事故発生の可能性が大きくなることは、忘れてはならないでしょう。
事故発生の一因として、道路が内地のように沢山ありませんので、目的地に行くために選ぶルートが限られているということも考えられるのではないかと感じることがあります。
物資輸送の大型トラックやダンプが走っている割合が大きいと思うのです。乗用車(軽自動車を含む)とダンプが同じ道路をひしめき合って走っています。右折や車線変更時に、ヒヤッとしたことはありませんか?
もっと目的地や用途別に選択するくらい道路があってもいいのではないかしら…。土地はあると思うのですが。

改良点は、色々思い当たるとは言え、では現状で交通死亡事故を減らすにはどうすればいいか。
5月22日(火)、『車にも 乗せよう マナーと思いやり』 を合い言葉に、今回弊社では街頭啓発活動として、国道38号線を走行中のドライバーさんに安全運転を呼びかけました。
弊社職員と協力会社の皆さん、総勢91名で国道において、のぼりや旗を振って安全運転をアピールする他、停車して下さったドライバーの皆さんにチラシなどを配付させて頂きました。ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。
これから暖かい気持ちのいい季節になります。事故のない日々を過ごすことで、毎日を明るいものにしましょう!
この先も安全運転をよろしくお願い致します。
街頭啓発活動では、安全運転と同時にゴミの不法投棄撲滅についても皆様に呼びかけをさせて頂きました。
平成18年3月に、釧路圏域の貴重かつ雄大な自然環境を不法投棄などから守り、今の良好な自然環境を将来の世代に引き継ぐことを目的として行われた『自然の番人宣言』。
ゴミのポイ捨て等の不法投棄をなくそうと呼びかけて参りましたが、やはり雪解けとともに目立つのは道路脇のゴミです。
「ゴミのポイ捨てはやめよう!」という意識が皆さんの中に定着してきたという実感もあるのですが、まだまだゴミがあるのも現実です。
中には、自発的にゴミ拾いを実行されている方もいらっしゃるのですが…。
改めて、弊社では以下のとおり宣言をして、美しい自然環境を次世代に残すべく、この活動を広めていきます。
1.私たち自然の番人は、この自然環境が圏域のそして、全国民の財産であることを深く認識し、自らを律し、不法投棄、ポイ捨ては行いません。

2.私たち自然の番人は、不法投棄やポイ捨てを許さず、発見した場合は、勇気を持って対処します。

3.私たち自然の番人は、美しい自然環境を未来に引き継ぐため環境教育の充実に取り組みます。

4.私たち自然の番人は、圏域外の方々が自然の番人となるべく、広くこの思想の普及をします。
2.白糠町情報、いろいろ…。
あわや洪水?
最近全国的に不安定な天気が見受けられますね。特に、ひょうが降ったり、雷がひどかったり、竜巻が起こったり…。上空に非常に低温の寒気があって、地上が高温の場合に発生する積乱雲が原因だとか。
5月上旬の白糠町にも同じような現象がありました。昼間なのに急に暗くなって、ひょうが降ったと思ったら、雷が次から次へと、約1時間以上続きました。自宅にいたので、じっと過ぎるのを待つしかなかったのですが、近づいたり遠ざかったりする雷にドキドキしてしまいました。
そう言えば、5月4日(金)には、降り続く大雨の影響で、茶路川の水位が上昇しました。茶路川と、茶路川から約500m離れた白糠町役場とのほぼ中間地点にある我が家にも避難勧告が出ました。夜8時過ぎに白糠町役場の職員の方がいらして「避難して下さい。」とのこと。避難場所は、茶路川から約1.5q離れた社会福祉センター。
ああいう時って、何故か慌ててしまいますよね。最悪浸水するかもしれないけれど、家が流されることはないと思うんです。でも東日本大震災の様子とかを見てしまいましたから、家がなくなるかも、なんて想像してしまう訳ですよ。何を持って避難すればいいのか、いつ戻れるのか、答えがないと分かっている故に不安ですよね。
20年近く住んでいる場所ですが、避難勧告が出て、実際に避難したのは初めてでした。
翌日の明け方に避難勧告が解除されて自宅に戻り、被害がないことを確認するまでは、安心することが出来ませんでしたよ。
本当に、天災はいつ我が身に降りかかるか分かりませんね。日本中の誰でもが、被害を受ける可能性があります。最悪でも、家族・親族という規模でまとまって対処するしかないというのが、今回の感想でした。
これから梅雨の季節になることでもありますし、皆様も十分気をつけて、日頃から色々と考えておきましょう。
白糠町長選挙でした。
5月の連休明けは、白糠町長選挙でした。
4年前は対抗候補もなく、棚野孝夫氏が無投票で当選しましたが、今回は現役町長、棚野氏を含む2名の候補による選挙戦となりました。
天候のすぐれない中、1週間の選挙戦の結果、現役町長の棚野孝夫氏が当選されました。これまでの16年の町制が評価されたのでしょう。
先月号でもお伝えしたとおり、白糠町では現在、太陽光発電の誘致が進められています。人口減少など色々と問題もあるでしょうが、何とか白糠町が発展して賑やかな町になるように、町民を引っ張って頑張ってほしい、と期待を寄せるばかりです。
3.白糠町でコンサート!!
5月20日(日)、白糠町瑞英寺(ずいえいじ)にて、『昭和ノスタルジアコンサート』が開かれました。
ジュンコとチープの繰り広げる昭和の歌の数々。
お客さんは、昭和の歌をどっぷり理解できるジャストミートの年齢層の方々、約100名ぐらい。都会で言うところのライブハウス並の、熱気を感じられる、歌手とお客さんの距離で、2時間ちょっとを楽しみました。
ピアノとバイオリンとチェロの構成で繰り広げるしっとりフォークソングや歌謡曲、ドラム・エレキギター・コーラスをプラスした元気の出る楽曲、どれも懐かしく口ずさめるものばかりで、あっという間に時間が過ぎていきました。
ジュンコさんは、ちゃんと訓練したプロの歌手だなあ〜って分かりましたし、バイオリンとチェロの構成はとっても効果的でgoodでした。
これで1,000円?っていいのでしょうか?見ればスケジュールは3日に1回の講演で、北海道中を回っている様子。過酷で拘束される割には、リーズナブルですよね。それともリーズナブルだから回数で稼ぐのか。私たちにとっては嬉しいんですけどね。
聞けば、白糠町は3回目だそうです。客層を見て演奏曲を決めるのかどうかは定かではありませんが、昭和の曲は沢山ありすぎるほどあるので、また違う曲も聴きたいですね。どうぞお身体を大切に、元気でまたお目に掛かりたいです。
それにしても、お寺であんなに元気に演奏すると、仏様もビックリですよね。それともたまにはこういうのもアリなのかな?
ちなみに演奏した楽曲は、
逃避行(麻生よう子)
「いちご白書」をもう一度(バンバン)
なごり雪(イルカ)
落陽(吉田拓郎)
ハチのムサシは死んだのさ(平田隆夫とセルスターズ)
ナオミの夢(ヘドバとダビデ)
時代(中島みゆき)
また逢う日まで(尾崎紀世彦)
恋の季節(ピンキーとキラーズ) などなど
順不同、約30曲くらいでした。
今回を逃した皆さんも、次回はぜひ足をお運び下さい。
4.白糠消防団、春季演習でした。
白糠町にもようやく桜が咲きました。
5月27日(日)、満開の桜の下、白糠消防団春季消防演習が開かれるということで、私も見学に行ってみました。
白糠消防団は、1分団(白糠)、2分団(庶路)、3分団(西庶路)の3つの分団で構成されており、火災や災害の発生時に備え、普段から訓練を実施しているとのこと。
この日は約50名の消防団の皆さんが参集し、庶路小学校に火災が発生したとの仮定の下、消火のための放水演習を実施していました。
これまで消防署職員と消防団員の区別について、よく分からなかったのですが、そもそも消防団は、消防署と共に火災や災害への対応、予防啓発活動等を行う、消防組織法に基づいた消防組織だそうです。
消防署は、常勤の職員が常時、消防業務に専念しているのに対し、消防団は日頃各々の職業(サラリーマン・自営業等)に専念し、災害等の際には消防団員としてその対応に当たるというのが、それぞれの違いのようです。
全国では約88万人の消防団員が活動されているのだとか…。そんなにいらっしゃるとは存じませんでした。

私たちの知らないところで、日頃から災害に備えて訓練している方達がいらっしゃるなんて、心強いことですね。
そう言えば、5月上旬の大雨の時も、消防団の方々が活躍されたとのお話しを伺いました。
春季演習のこの日は、間近で訓練を見ることが出来て、ちょっと興奮してしまいました。
災害時の活動は危険を伴い大変だと思いますが、被害を少しでも少なくするために、このような日頃の訓練が必要なのですね。

私たちも、心ならずも被災した時には、協力的に指示に従って行動しなければなりませんね。
これからも安全に十分気をつけながら、消防業務がんばって下さい。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、5月22日(火)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
年々増加する熱中症による死亡災増加への対策についての記事です。
建設業における現場は、炎天下での作業が避けられません。いくら北海道だからと言っても、暑いときは暑いです。特に近年は最高気温も内地並みに高くなっています。真っ黒に日焼けした姿は頼もしいですけど、熱中症で倒れていては仕方ありません。
暑い季節の工程管理においては、熱中症対策も勘案して、進捗状況を把握する必要がありますね。
個人においては、体調管理をしっかり行い、具合が悪い時は申し出るなどして、倒れる前に対策を取りましょう。
ちなみに、暑さ指数(WBGT値)とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算するそうです。
その人の状態にも、日常生活であったり、運動をしていたり、作業をしていたり、色々ありますが、WBGT温度が25を超えたあたりから、熱中症の発生率が爆発的に増加するようです。
湿度と輻射熱と気温が要素であるということは、これらに対する対策を取ることが望ましいのだと思います。ここら辺に現場の創意工夫の余地がありそうですね。