夏も終わり?
ここ数日、白糠町には、夏特有の曇り空が広がっています。春から夏にかけての白糠町は曇りがちなのです。それでも8月11日(木)、12日(金)には、30℃を超える日が続き、珍しく汗ばむほどでした。ひと昔前には、最高気温が20℃にも達さない夏もあったことを思えば、とても夏らしい夏でした。「…でした。」って言うほどその後はいつもの白糠町なのですが…。最高気温20℃前後の日々が続いています。あの2日間が夏だったんだ、と思うくらい、今では秋に向かってまっしぐらです。
北海道の小中高校生はずてに2学期も始まって1週間以上が経過しています。気持ちを切り替えて、日常の生活リズムを取り戻しましょう!夏の疲れが出る頃でもあります。身体のケアに努めて、元気にお過ごし下さい。
平成23年8月30日
1.避難訓練を実施しました。
3月11日の東日本大震災から5ヶ月が経過しました。
テレビでは未曾有の津波被害を忘れないようにと、特集番組が放送されたりしています。被害にあわれた皆様にとって、あの時を振り返ることは、さぞ辛いことだろうとお察しします。
その後は地震で揺れる度に日本中の人がビクビクしているのではないでしょうか。狭い火山列島の日本にとって、あの津波は決して他人事ではありません。北海道にも5百年から千年に一度大津波が来るというデータもあるそうです。
今回、弊社では白糠町の呼びかけによる、津波を想定した避難訓練を実施しましたのでご紹介します。
白糠町では、避難場所を町内の高台2箇所に定め、徒歩で避難した場合どのくらいの時間を要するかを、企業や町内別で調査しています。今後の津波対策に役立てるための調査です。
弊社では8月5日(金)の午後5時00分に地震が発生したという想定のもと、避難場所に徒歩でどのくらいかかるかを調べました。
設定された避難場所の内、弊社は東山が近いので、東山と、隣接する厳島神社に避難するべく2班に分かれて、避難ルートの確認も含め、徒歩で避難に要する時間を計測しました。
白糠町は太平洋に面しており、東日本大震災の折も、白糠漁港は若干の冠水を見ましたが、東山及び厳島神社は、白糠町の東に位置し、高台になっていますので、恐らく20メートルの津波でも大丈夫だと思われます。
計測の結果、東山までは7分、厳島神社までは9分で避難を完了しました。結果は白糠町建設業協会を通じて白糠町に報告することになっています。
昼間働いている時、地震が発生した場合、誰かが避難を誘導してくれるとは限りませんから、各自の判断にゆだねられますが、避難ルートと、おおよそ掛かる時間を知っておくと、大分気持ち的にゆとりをもつことができて、落ち着いて行動出来ると思います。
日頃は地震発生と共に道路パトロールを意識する弊社ですが、まずは生き残らないと何も出来ませんから、避難訓練も大事だなあと感じました。
皆さんの会社でも実施されることをお勧めします。
←厳島神社からは、太平洋に面する白糠町を見渡すことが出来ます。
多分、津波がくれば、その様子も見ることができるはずです。
白糠町のさらに町内会別にも、避難訓練が実施されています。
8月7日(日)には、春日町で避難訓練が実施されました。
朝7時30分に春日公園に集合した約30名の皆さんで、白糠町の西に位置する坂の丘と、東に位置する東山までの2班に分かれて、徒歩でかかる時間を調査しました。
皆さん、年齢もバラバラですから、当日はそれぞれの体調に合わせて無理をしないことを心がけて避難しました。どちらも平均して約15分程度で避難することが出来ました。このデータも白糠町に報告され、今後の避難計画に活かされるのだと思います。
町内には様々な条件の方がいらっしゃいますので、会社で避難する場合より、注意することが色々ありそうな気がしますが、町内会長さんが当日おっしゃっていたように津波が来た時は、町内で集合して避難する訳ではないので、避難ルートをよく確認しておくことが大事ですね。各人の判断で安全な場所に避難出来るようにしておく必要がありますね。健康な人ばかりでもないでしょうし…。よくよく考えて、助かったとしても後々後悔しないように行動したいものです。ちなみに、今回は徒歩で避難する場合の所要時間を調べましたが、徒歩がいいのか、車輛で避難するのがいいのかも含めて、白糠町の避難についての計画作成を、今後待ちたいと思います。
ところで
雪のない時期、町内では月に1回清掃活動を実施しています。午前7時から清掃活動を実施した後、避難訓練を実施しました。
茶路川にかかる白糠橋を渡って、坂の丘まで歩いて行きます。
高台に避難するということは、坂を登るわけですが、積雪があったりしたら、もっと時間がかかるでしょうし、色々考えることはありそうです。
2.草刈りは体力使いますね。
いくら涼しい白糠町と言えども、いえいえ涼しい白糠町だからこそ、短い夏にここぞとばかりに草の丈が伸びるのかもしれません。植物って生命力すごいですよね。
というわけで、弊社では8月20日(土)に、職員こぞって草刈り作業をしました。
平成19年に弊社で施工させて頂きました釧路総合振興局営農用水施設の草刈りです。
施設の敷地内と、周りの法面を、1箇所約1時間掛けて、合計3箇所実施しました。
草刈機で刈って、刈った草を除去して、何とも体力を使う作業でした。平時においてはメタボリックだのなんだのと言われているお父さん達の何と頼りになることか。こういう姿を家族も見るべきですね。
総務部からも参加したのですが、たまには職員といっしょに身体を動かすのもいいかも…、きっと痩せるに違いない、などと思いつつ頑張ったのですが、役に立ったかどうか…?最後は綺麗になった法面を見てちょっと達成感を味わったのでした。
3.カミパラ祭り、もうすぐです。
8月も終わり、ということは、もうすぐカミパラ祭りということですね。今年は9月10日(土)、11日(i日)の開催予定です。
台風も沢山発生する時期ですが、お天気が良いといいですね。これまでは雨が降ったことはありますが、おおよそは良い天気に恵まれてきました。きっとお祭りを楽しみにしているみんなのパワーのお陰だと思います。

弊社では、今年もロボキリンをお手伝いする予定です。キリンになったつもりで、高い場所から白糠町を見てみるのは楽しい体験ですよ。毎年、ちびっ子に人気ですが、恋人同士でも楽しいこと請け合いです。恥ずかしがらずにチャレンジしてみて下さいね。ちなみにロボキリンは無料ですし…。

他にもグルメあり、雑貨あり、ゲームあり。
例年通り、商店街を歩行者天国にして繰り広げられます。
親子で、夫婦で、友人と、恋人と、
是非、足をお運び下さい。
近隣に駐車場もありますが、ビールをたしなむ方は、くれぐれも運転を差し控えられるようにお願いします。最後まで楽しく過ごすためにもルールは守りましょうね。
ちょこっと白糠情報

お祭りと言えば、8月16日(火)には白糠町で盆踊りが催されました。当日は天候が優れなかったためか、それほど人出は見込めなかったようですが、それでも集まった人たちは、思い思いに踊りを楽しんでいました。
元々、盆踊りが仏教行事で、「精霊を迎える、死者を供養するための行事」であることを思えば、お寺の敷地内で開催されたことは正解かもしれませんが、現代風に言えば、花火や露店といったオプションが付いていれば、もっと盛り上がるのではないかと思ってみたりするのでした。
4.安全運転、お願いします。
お盆休み中に運転免許証更新のために受けた講習で、近年は車輛と自転車、車輛と高齢者の接触事故が多いのだというお話を伺いました。
なるほど、夏には周りに自転車やバイクを含む二輪車をよく見かけますよね。特に内地の人にしてみれば、北海道の夏をバイクで走るのは気持ちいいのだろうと思います。でも地元の人にしてみれば、バイクとの並走には慣れていないのが現状です。都会にはあるバイクとの暗黙のルールみたいなものは、地元の人には分かりません。
車輛もバイクも、譲り合う心で、相手を尊重して運転することが必要なように思います。
自転車については、車輛が左右折する際の巻き込み事故と、自転車の飛び出し事故が多いとも伺いました。「自転車が飛び出すかもしれない。」という「…かもしれない」運転が、ドライバーには求められます。
さらに、高齢者について言えば、交差点では、車輛運転者からは高齢者が確認できても、高齢者からは車輛が見えていないこともあるそうです。こちらも「…かもしれない」運転を、よろしくお願いします。
時間は巻き戻せません。後悔しないためにも安全運転をよろしくお願いします。
☆一口メモ

ご存知ですか?
車輛運転の祭、車間距離をキチンととらないと、違反になるんですよ。

車間距離の保持  道交法第26条
「車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その車両が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。」

普通車の場合は、違反点数1点(高速2点)、反則金6,000円(高速9,000円)です。

車間距離は十分とって、安全運転お願いしますね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、北海道建設新聞の7月28日(木)の記事から、弊社も所属している釧路建親会による釧路川河畔清掃活動の様子をご紹介します。
『自然の番人宣言』が浸透してきたのか、この頃は、ひどいゴミのポイ捨ては、見られなくなってきたのかと思っていましたが、いつもいつも、こうした清掃活動で集めたゴミの量には驚かされます。
一人一人が意識して、美しい町づくりを心がけたいものですね。
ゴミは各人で持ち帰り、処分しましょう!
ご協力、よろしくお願い致します。