爽やかな初夏
夏至は過ぎてしまいましたが、季節はこれからが夏。全国的には30℃を超す真夏日が日本中を覆っているようですが、北海道、特に道東だけは天気予報の気温が桁違いに涼しいですね。
今のところ、最高気温20℃前後の過ごしやすい日々が続いています。言い換えると、1年の内で暖房なしで過ごす約4か月間が始まったというところです。事務所でデスクワークをしている分にはひと夏を通しても汗まみれになることはありません。もちろん冷房無しで、です。
東日本大震災による原発事故発生後、関東を中心とする内地では慢性的な電力不足が続いているとか。今年の夏はどれだけ冷房を節約できるかが大きなポイントになるという話を聞いています。この際、涼しい白糠町に会社ごと移ってくるなんて、どうですか?個人的に白糠町に移住するっていうのもいいんじゃないかなあ〜。涼しい方が生産性が上がるような気がするんですけど…。化粧崩れもありませんしね。温暖化が進む地球で、エコを考えると白糠町になる、なんて思う今日この頃です。今月もみなさん、元気に明るくお過ごし下さい。
平成23年6月29日
白糠町のスズラン。
群生するポイントは色々ありますが、6月末になると、もうスズランの時期も終わりですね
ちなみに
1.今年も、『大漁まつり』!
今年で15回目を迎える『港in白糠 大漁まつり』。
6月26日(日)は、ここ10年来、ないような晴天でした。いつもこの時期の大漁まつりは、霧がかかった涼しい中での開催になっていたのですが、今年はすっきり晴れていました。
恒例のお祭りということもあり、人出も多く、午前中の早い時間帯にも関わらず駐車場はいっぱいになっていました。
新鮮な魚介類を手に入れる機会でもあるし、その場で味わうことも出来る、とあって釧路市などからも 多くのお客様がいらしていたようです。
毎年、出店している人もお客さんも顔見知り、って気がするのですが、それでも少しずつ顔ぶれが変わってきたように感じます。子どもの成長に合わせて、若干の入れ替えがあるのですね。15年も続いているとすると、生まれた赤ちゃんも高校生になろうかっていう歳です。次々と世代も入れ替わり、沢山の方がこの大漁まつりを経験して、成長していったことでしょう。立正保育園の園児さんたちがお遊戯を披露していましたが、この子達が大きくなっていく間も大漁まつりが続いてくれるといいなあ〜と思います。
ところで、3月の東日本大震災によって気仙沼をはじめとする沢山の漁港が被害を被り、未だに復興がままならない状況があります。
その時は、白糠漁港も少し海水に浸ったようですが、大丈夫のようでした。今年も無事に大漁まつりが開催される様子を見るにつけ、今後も基幹産業である漁業を継続していけるように、災害に備える必要があるのではないかと考える日々です。千年に1回くらいは、白糠町にも大津波が来るという話しもありますしね。
とりあえず毎年シシャモや鮭が美味しく頂けますように、備えのことも考えて下さると嬉しいです。よろしくお願いします。
鮭は1匹5,000円から,6,000円くらい。大きな真ガレイ1匹1,000円でした。
白糠町特産のシシャモやツブ貝も美味しそうな臭いを漂わせていました。
一般の方も、ツブ串や焼きタコなど、工夫を凝らしてお客さんを呼び込んでいましたね。
舞台があって座席も沢山用意されていましたので、家族や友人同士で楽しむ方の姿を沢山見かけました。
いつものお祭りをいつものように楽しめるのは、とっても幸せなことなんだろうなあって、今年はちょっと考えてしまいました。宮城県や岩手県で東日本大震災の被害に遭われた漁業関係者の皆さんの、一日も早い復興をお祈りしています。
また賑やかな漁港の姿を取り戻して、元気な笑顔を見せて下さいね。
直射日光が暑かったせいか、遊覧船が人気でした。
年を追う毎に、安全性が認められたのか、気持ちよさが噂を呼んでいるのか、行列が出来るほどの人だかりです。普段は船に乗るチャンスがそもそもありませんから、珍しくて楽しいのでしょうね。
大人1回1,000円でした。船も綺麗に掃除されていますし、係の方も親切です。皆さんも是非1度経験してみて下さい。
弊社では、『港in白糠 大漁まつり』のポスターを社有車に貼って、通勤途中の宣伝に努めました。
赤信号で停車中に視線を感じることもしばしば。
白糠ふるさと振興協会で作成しているポスターのデザインがいいのでしょう。毎年、迫力ある絵ですよね。
2.国際バルク港、釧路市に決定!
昨年秋から、紹介してきました通り、釧路市は、国土交通省による国際バルク戦略港湾の指定を受けるべく、活動してきたところです。
この度、穀物のバルク港湾指定を受けられたとのこと、おめでとうございます。
全国の主要な輸入港25港のうち6者7港から応募があり、その中から鹿島、名古屋、水島、志布志と共に釧路市も5者5港の指定の中に入ることが出来たようです。
他には鉄鉱石、石炭についてもバルク指定港が選定されました。
穀物、鉄鉱石、石炭の3品目を取り扱う全国の主要な港55港のうち9者10港がバルク港湾指定を受けたわけです。

釧路市がバルク港湾指定を獲得した背景には、他候補より沢山の署名があったことが一つの要因であったように伺っています。
弊社も、署名を集める有志の会に賛同して署名活動に微力ながら協力してきました。これまで色々な場面で署名にご協力下さいました皆様、本当にありがとうございました。
地域の熱意が評価につながったと聞いて、嬉しいのは私だけではないでしょう。

今後具体的な育成プログラムを策定し、2020年の目標達成年次に向けて、国際競争力強化を目指すことになります。
港湾だけでなく、ひいては地域の物流効率化を目指すべく、これからの展開に期待したいところです。
3.運動会シーズン。
6月と言えば、北海道では運動会シーズンです。小学校ともなると、沢山の家族連れが運動会で声援を飛ばしています。おもしろいもので、運動会と言えば、家族総出。両親のみならず、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のおばさん、おじさん、とみんなが揃います。お弁当を豪華に広げるのがステイタスなのです。これって北海道ならでは、なのでしょうか?
最近はもっとこぢんまりとしてきた感もありますが…。何はともあれ、子どもにとっては楽しい行事の一つ。みんなで楽しく過ごせる時には、そうしておきましょう。

6月13日(月)、弊社では白糠町の幼稚園の運動会に備えて、グラウンド整備をお手伝いしました。
園児達が楽しい運動会で思い出を沢山作ってくれたら嬉しいです。
4.セーフティラリー北海道2011、始まる!
今年も『セーフティラリー北海道2011』が始まります。
弊社協力会“山栄会(やまえいかい)”の協力のもと、9チーム37名で無事故・無違反を目指して頑張ります。
期間は7月1日(金)から10月31日(月)の4か月。
期間中は、観光シーズンということもあり、車輛の通行量も多く、ドライバーにとっては気が抜けない時期が続きます。
いつも意識的に注意深く運転して下さることをお願いします。
二輪車(バイク)の事故が多発しているという情報もあります。
気配り、目配りを抜かりなく、事故のない日々を過ごしましょう。
もう無事故・無違反が達成出来てもいい頃ですよね。
今年こそ、頑張りましょう!
記事は、北海道建設新聞の6月1日(水)のものです。
北海道、北海道警察、北海道教育委員会等が主催する『夏の交通安全運動』も7月15日(金)から7月24日(日)の期間で実施されます。
「ストップ・ザ・交通事故死」を年間スローガンとして、安全で安心な北海道を目指しましょう。
運動の重点は以下の5項目です。
  1.子どもと高齢者の交通事故防止
  2.二輪車・自転車、乗用中の交通事故防止
  3.居眠り運転による交通事故防止
  4.全ての座席のシートベルト・チャイルドシートの
    正しい着用
  5.交差点の交通事故防止
国際バルク港湾指定については、平成22年8月の“ちょっと一息”をご覧下さい。関連記事があります。
さら〜に
第84回全国安全週間も、7月1日(金)から7月7日(木)の期間で始まります。
こちらは、建設業労働災害防止協会主催です。
スローガンは、
『安全は 家族の願い 企業の礎 創ろう元気な日本!』
です。
準備期間は6月1日(水)から6月30日(木)です。
経営トップをはじめ関係者は、全国安全週間を契機として店社および作業所において緊密な連携のもとに安全衛生水準の一層の向上を目指し、実効ある安全衛生管理活動を積極的に展開すること、とあります。
平成22年の建設業における死亡者数は365人。
その内、墜落・転落災害が一番多く161人、これに建設機械・クレーン等災害と、倒壊・崩壊災害を加えた三大災害は242人で全体の66.3%を占めているそうです。
最近では熱中症による死亡災害も年を追う毎に増えています。
この全国安全週間の期間に、安全意識の高揚を図ったり、安全衛生教育を実施するなどして、労働者の安全衛生の状況を向上させましょう!今年度も事故ゼロの現場施工を達成しましょうね。