ようやく桜が…
一番遅い桜の開花が、稚内で確認されたということですが、白糠町の桜が咲き始めたのも、ここ最近のことです。
どうやら私の周りには、桜の下でお花見をするという慣習を持っている人がいないということに、ここ数年で気付きました。桜の開花と言えばお花見、というくらい、この二つはセットでニュースになるというのに、お花見をしたという話を誰からも聞いたことがありません。そう言えば、桜の木はぱらぱらと見かけますが、お花見をするような桜並木もないようですし…。桜並木がないからお花見をしないのか、お花見をしないから桜並木がないのか?
全国的には、真夏日を記録することもあるというこの時期ですら、日中の最高気温が15℃ある日は数える程で、最高気温10℃という日もあるくらいですから、小春日和の中ぽかぽかとお花見、という訳にもいかないのが道東の春ですね。

でも、もうすぐ6月上旬にはスズランが咲きますし、その地方独自の季節の感じ方があるのも、それはそれで素敵だと思います。
この季節、山菜採りに山に入る方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも迷子にならないことと、熊に出くわさないようにすることをお忘れなく!
平成22年5月25日
1.今年も、勤続表彰。
毎年、年度末に行う勤続表彰。
今年度は該当者が5名いました。
10年勤続表彰が3名、20年勤続表彰が1名、そして何と30年勤続表彰が1名でした。
皆さん、おめでとうございます。
最近では新入社員も珍しく、ましてや長く一つの企業に勤める人も少なくなってきたようですが、仕事を極めようと思えば長い時間が掛かるのは当然のことでしょう。必然、仕事に対する責任も生まれる訳ですが、道半ばでプレッシャーに耐えきれず辞めていく人もいることを思えば、ここまで続けることができたことは大変なことです。
思うに、身体を健康に保つことだけでも難しいですよね。でも健康な身体がないと、気力も生まれませんしね。そういう意味では、長く仕事を続けるには、仕事ばかりでなく、私生活も大切でしょうね。支えてくれる家族がいるのも大きな力でしょう。
金一封出ましたから、ご家族と外で食事でもするなんて如何でしょう?
まずは10年、次に20年、まだまだ30年を目指して、他の職員も頑張りましょうね。
2.新入社員歓迎会!
今年、久しぶりに新入社員が入社しました。
年々上昇していく平均年齢を少しでも食い止めるべく…、若返りを図るべく…、まあ色々ありますが、地域企業として利益を出して、勤めたいと望まれる企業に、是非なりたいものです。
この日は、新入社員歓迎会と、職員の慰労会を兼ねて、全員で乾杯したのでした。
ところで、弊社では新入社員を採用するに当たり、ちょっとした筆記試験をします。
特に難しいということはないと思うのですが、土木・建築の仕事に携わる者として最低限の基礎知識を確認します。具体的には、一般常識はもとより、測量等をしなければならないということから、図形を組み合わせた面積の算出などが出題されるようです。
新入社員は、もちろん試験に合格したということですが、これからの長い道のりを歩むに当たって、ますますの努力が必要になると思われます。見ること、聞くこと全てが重要です。何事に当たっても自分の頭で考えながら仕事を進める必要があります。時には先輩だって間違ったことを言うかもしれません。新しいパワーで、職場に新風を吹き込むぐらいの意気込みで、頑張って下さいね。
3.記念碑を塗り替えました。
平成21年度に、弊社では白糠町社会福祉センターの改修工事を施工させて頂きました。
写真は、その白糠町社会福祉センター前にあるモニュメントですが、5月10日(月)、この現場の地域貢献の一貫として、モニュメントの改修をしましたので、ご紹介します。
白糠町の町政60周年の文字と、町総合計画のタイトルを新たにしました。
社会福祉センターは、大中のホールや和室などを兼ね備え、白糠町民の様々なイベントに利用されています。改修工事中も利用予約が目白押しのようでした。
綺麗になった社会福祉センターを利用する時に、このモニュメントもご覧になって下さいね。
4.白糠町、いろいろ情報。
今年は、なかなか暖かくならず、十勝ではゴールデンウィークにも雪が降るなど、農作物にも影響が出るのではないかと懸念されますが、白糠町でも4月20日の深夜から翌日にかけて雪が降り、一面真っ白になってびっくりしました。さすがにすぐ溶けてしまいましたが、肌寒い日はまだあります。
季節の変わり目には何かと身体を壊しやすいもの。
皆さんも気をつけて下さいね。
最近、ようやく少しずつ暖かくなってきました。
春先になると、鹿が出てくるので注意して下さい。
この鹿は、庶路から明治通りに抜ける「美鈴橋」の入口にいました。いっせいに道路を渡るところに出くわしてびっくりしました。
山から人里に下りてくるなんて、よほど餌がないのでしょうか?
最近では、鹿による畑の作物にも被害があるようですので、何とかしてもらいたいという気持ちもありますが…。
動物と人との共存って難しい、と思う今日この頃です。
見えにくいと思いますが、これは白糠町に飛んできたドクターヘリです。テレビ等でも話題になっていますので、皆さんもご存知かと思いますが、救急車で間に合わない緊急の患者さんを病院に搬送してくれるヘリコプターです。白糠町では、白糠小学校の校庭に着陸することが、たまにあります。自宅の真上を屋根すれすれに飛んでくるので、その音にびっくりすることもありますが、人口が減少し、廃業する医院もある中、頼もしい存在ですね。
医院はあっても、突発的な病気や処置するのが難しい病気などは、やっぱり釧路市まで行くことになりますから、時間短縮ができることは大変助かります。
さて、こうして色々と整備されている白糠町ですが、イマイチ人口が増えないのはどうしてでしょうねえ。この際、静かな落ち着ける町を売りにするのもいいかもしれない…なんて思ったりしているのでした。
5.今年も、安全大会!
5月と言えば安全大会。
今年も5月25日(火)に、白糠町公民館にて安全大会を開きました。
当日は低気圧の影響で終日雨降り。残念ながら、予定していた街頭啓発運動は断念せざるを得ませんでしたが、弊社職員を含め、協力会社“山栄会”(やまえいかい)の皆様総勢98名の出席を頂きました。
足下の悪い中、ありがとうございます。
さて、平成21年度の北海道における労働災害において、死亡した人は69人、4日以上の休業となる傷病に被災した人は6,322人だそうです。その内、道発注工事においては、死亡した人7人、4日以上の休業となる傷病に被災した人は43人と、いずれも前年度より増加しているとのこと。これを受けて道は『北海道における労働災害防止に向けた取組方針』を掲げました。「死亡労働災害及び重大災害の根絶」、「休業労働災害の大幅な減少」などが目標として掲げられています。
では、一体私たち現場で実際に働く者は何をすればいいのか、ということが問題になりますね。
そのヒントとして、弊社ではリスクアセスメントシートをご紹介させて頂きました。
弊社、安衞管理者から実際に他社で発生した死亡事故を例にとり、何をすれば事故は起きなかったのかを、労働安全衛生システムOHSAS18001におけるリスクアセスメントシートを参照しながら、考えてみました。
リスクアセスメントシートを作成することで、リスクを低減させるためには何をすればいいのかが明確になることがお伝えできれば良かったと思います。

ところで、現場の事故と合わせて、災害が発生するものとして車輌運転がありますが、今回は白糠交番所長の高橋猛様をお招きして、交通事故防止について講演をして頂きました。
法定速度を守ること、車間距離をとること、飲酒運転をしないこと、シートベルトを着用すること、などを改めて肝に銘じたのでした。高橋様、ありがとうございました。

現場の労働災害を未然に防ぐことも、交通事故を未然に防ぐことも、有効的な方法で実施しなければ意味がないことは言うまでもありません。今一度、皆さんの安全活動が形式的なものになっていないかどうか考えてみてほしいというのが、弊社社長の言葉です。
また、来年の安全大会でも元気な顔でお会いできますように、事故ゼロを目指して、今年度も頑張りましょう!
弊社社長(山根浩)より、平成22年度労働安全衛生方針をご説明させて頂きました。
プロジェクターを使用して、安衞管理者(山根尚登)より、リスクアセスメントシートをご紹介しました。
白糠交番所長、高橋猛様、交通事故防止についてご講演を頂きました。ありがとうございました。
安全宣言。協力会社、株式会社北島土建から工藤雅也様でした。
参加者全員で、安全スローガン唱和。『慣れた作業に予期せぬ危険、初心に戻って安全作業 ヨシ!』ちなみに、弊社職員、横山利夫作、最優秀作品です。
6.ちょっと気になる新聞記事
今月は、雰囲気を変えて、読売新聞の記事をご紹介します。
国道維持工事に関する記事です。
先月もお知らせしましたが、予算削減の影響で、国道維持に行き届かない点が出てくるのではないかということが掲載されています。記事からは、全国的に維持業者がこのことを危惧していることが分かります。
でも、方法は色々ありそうですね。
どのような方法にしろ、地域の皆さんのお力をお借りすることになるかもしれませんが…。
その時は、どうぞよろしくお願い致します。