10月になりました
やっぱり年を重ねると、時の経つのが速いって実感してしまいますねえ。今年もあっという間に、残り2ヶ月になってしまいましたよ。暑い、暑いって言っていたのに、季節はもはや秋。ちらほら紅葉も見られます。道路には落ち葉も目立ってきて、ひと雨ごとに冬に近づいていくようです。
朝夕はちょっと寒いですから、暖房を入れようか、入れまいか、エコだから我慢しようとか、でも我慢できないとか、葛藤する時期でもあります。なるべく身体を壊さない範囲で、エコに努めたいと思います。
そう言えば、いつも道内における初雪が確認される旭岳に、今年も既に雪が降りました。写真は、雪が降る3日前に、旭岳に続く黒岳に登った弊社の役員が撮ってきてくれたものです。赤い植物は“イワウメ”というそうです。リスもいるんですよ。
黒岳は、北海道中心部に位置する大雪山国立公園の中にあります。標高1,984m、層雲峡から登りますが、途中まではロープウェイで行くことが出来ます。既に雪が降ったことですし、もうハイキング気分で登山する季節ではありませんので、くれぐれもご注意下さい。
平成20年10月13日
1.ISOの外部審査を受けました。
さて、秋と言えば、弊社で認証を取得しているISO9001:2000(品質)及びOHSAS18001:2007(労働安全衛生)の外部審査の時期でもあります。品質と労働安全衛生におけるマネジメントシステムを弊社が有効に運用しているかどうかを、外部の審査機関にお願いして審査してもらう訳です。
今年度は、品質のサーベイランス並びに労働安全衛生の再認証ということで、複合審査を受けましたので、その様子をご紹介します。
審査は2日間に渡って、品質の審査員と労働安全衛生の審査員の2名により実施されました。品質においては、決まったことを決まった通り実施しているかどうか、労働安全衛生においては、前回の認証取得時からこれまでの3年間の活動をきちんと実施し、それが有効に機能しているかどうかを重点的に審査されるということでした。審査の対象としては、経営者、品質の管理責任者、労働安全衛生の安衛管理者、建築部、土木部、総務部、現場を1つでした。
毎年受けているとはいえ、やっぱり外から迎えた審査員と対峙すると、ちょっとドキドキしました。業務を、定めた手順通りに有効に実施しているかどうか、改めて胸に手を当てて考えてしまいました。
今年は、1回も直接に審査を受けたことのない現場代理人の現場を審査対象にしたので、特にその現場代理人は緊張したことでしょう。こうした経験を通して、業務の手順の必要性や、その業務の持つ意味を再認識し、今後に活かしていけるといいと思います。
今回、特に審査員がおっしゃっていたことは、労働安全衛生においては、小規模の工事についてもマネジメントシステム運用を疎かにしてはならないということでした。会社として工事規模別に、管理の手順を定めても不適合ではないが、小規模工事においても大規模工事と同様の危険源はあるのではないかとおっしゃっていました。実際に、弊社の小規模工事において、法の順守についての定期的な評価の記録がないことを指摘されました。改めて、労働安全衛生マネジメントシステムは何のために運用するのかを考え直したところです。
審査の結果は、重大な不適合はありませんでしたが、修正若しくは是正が必要な不適合Bが若干ありました。
その他に、品質目標達成のための実施事項の定め方について、その実施事項を次のどのようなアクションに繋げていくかが大切である、などという有効なアドバイスもいくつか頂きました。
今後の業務に役立てていきたいです。ありがとうございました。
審査の様子です。
限られた時間の中での審査ですから、審査は、どうしてもサンプリングになりますが、審査員の方もテーマを決めて審査されているのだと思います。毎年、重点的に質問される箇所が微妙に異なるように感じます。不適合は見つからないようにするよりも、見付けてもらった方がいいと思います。改善する箇所を教えて頂く訳ですから、有り難いです。今回、総務部に関して不適合はありませんでしたが、本当に大丈夫でしたか?無いなら、無いで、ちょっと心配です。他部門への指摘を参考に、今後も精進したいです。
2.ベストチェックリスト賞、おめでとう。
弊社では、品質と労働安全衛生のマネジメントシステムを運用するに当たって、内部監査を定期的に実施しています。年度はじめに管理責任者と安衛管理者が立てる内部監査計画に従って、1年に2回、春と秋に実施します。今回も9月末の外部審査に先立って9月15日(月)に実施されました。内部監査員は、その監査の度に管理責任者と安衛管理者が指名しますが、大体、3名を1チームとして、2チームです。
指名された内部監査員は、“内部監査規定”に従って、対象審査部門に審査通知を出し、チェックリストを作成し、内部監査を実施し、結果をまとめ、不適合に対する処置を確認し、必要なら是正処置まで実施します。密かに社内では、外部審査より厳しいのではないかとささやかれています。
今回の内部監査では、経営者に対する監査において、いつもより踏み込んだ『それでいいのか?』というツッコミが、鋭くて良いということで、池田くんがベストチェックリスト賞を受賞しました。おめでとうございます。ちなみに商品は、しゃぶしゃぶ牛肉でした。他の監査員の皆さんも、今回は残念でしたが、次回のベストチェックリスト賞目指して頑張りましょう!
職員会議の席で、受賞が発表されました。管理責任者から商品が贈呈されました。これからも頑張って下さいね。
3.安全運転、お願いします。
皆さん、安全運転してますか?
秋は行楽日和ということもあって、国道の交通量も増えているように感じます。
最近は、燃料のことを考えて、皆さん燃費の良い走りを心掛けているせいか、飛び抜けてスピードを出している車も見かけなくなりましたが、それでも死亡事故は発生しているようです。道内で10月に入って、既に3件の事故で3名の方が亡くなっているという警察の発表もあります。その内2件がカーブの事故です。スピードの出し過ぎに注意しましょう。カーブの手前ではスピードダウンしましょう。「…かもしれない」運転が大事です。
私達も、9月24日(水)、国道に出て『旗の波作戦』に参加しました。町民こぞって、国道38号線を走行する車輌に向かって、安全運転を呼びかける旗を振る街頭啓発に臨みました。陽は照っていたのですが、秋風が冷たくなってきた日で、30分旗を振っていると、すっかり冷えてしまいました。
ドライバーさんに、安全運転を願う心は届いたでしょうか。白糠町内の国道においても、しばしば死亡事故が発生していますが、是非安全運転で事故のない白糠町を実現したいものです。
皆さん、安全運転よろしくお願いします。
4.白糠町の紫蘇畑
以前からご紹介してきた通り、白糠では町を挙げて紫蘇製品の開発に力を入れてきました。シャンパン、ラムネ、ソフトクリーム、豆腐、こんにゃく、ところてんなど、全てに紫蘇を使用して製品化してきました。お陰様で、紫蘇焼酎の『鍛高譚』などは、全国的に販売されており、なかなか好評を得ているとのこと。
写真は、白糠町にある紫蘇畑です。国道38号線から国道392号線に入って、本別に向け、ややしばらく走ると、この時期、左手に広がる一面の紫蘇畑を見ることが出来ます。この紫蘇が色々な製品になって、皆さんのお手元に届く訳ですね。白糠町のきれいな水と空気で育った紫蘇を、皆さんも一度ご賞味下さい。
5.手作りピザ。
この夏、我が家ではバジルを育ててみました。バジルはハーブの一種です。よく雑誌とかでは、自宅のベランダの隅で育てて、料理に必要な時に、必要なだけ摘む、なあんて書いてあるのですが、育ててみると、どうも道東のような寒い地方では、屋外では自然に成長させるのは難しいようです。プランターに植えて、室内の陽の当たる場所で育てると、やっと大きくなりました。どうやら暖かくないと育たないようなんです。大きくなったバジルは、豚肉をソテーした時などに数枚一緒にいれると香りがよくて、いい感じです。その他には、ミキサーで細かくしてオリーブオイルや松の実や塩などと混ぜて作るバジルソースにしておくと、使い勝手がいいです。パスタに絡めるとバジルスパゲッティ、ピザ生地に載せてチーズと一緒にオーブンで焼くと、バジルピザになります。いずれも香りがよくて、美味しいです。
ちなみに、このバジルソースはイタリアのジェノバ地方で最初に作られたということで、ジェノベーゼソースとも言うそうです。
ところで、前出の紫蘇も、このバジルも一種のハーブ。ということで、バジルソースを作る手順の、バジルを紫蘇に置き換えただけで、紫蘇ソースが出来るということを、最近インターネットで知りました。パスタに絡めて、紫蘇ソーススパゲッティが出来るようです。その場合、使用する紫蘇は青紫蘇のようですけど…。色だけ見ると、バジルスパゲッティとよく似ています。白糠町民としては、こちらも一度試してみねば…と思っているところです。
それにしても、紫蘇ソースが既にあったとは…。白糠町発祥で作って、“シラリカソース”なんてネーミングしたらいいかも〜って思ったのに、残念でした。
6.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、北海道建設新聞の9月30日(火)の記事をご紹介します。
最近の電子入札においては、開札と同時に落札者が決定することが希になってきたように感じます。
色々と調査しているのだと思うのですが、この記事でも、事後審査落札方式においては、公告から開札までの期間は短くなるが、開札から落札者決定までは長い期間が掛かる、とあります。
入札する方の立場としては、入札が沢山重なる、特に春先などは、公告物件も沢山あり、それこそあっちこっちの工事に対して手を挙げる訳ですから、落札者の決定は早いほど、次の物件に向かっていけると思うのです。落札までに長い期間が掛かるということは、技術者が限られるということになりますから、おのずと向かっていく物件にも限りが出てきます。かと言って、多くの職員を雇用するのにも限界があります。
どうぞ、出来れば事後審査はスピーディーにお願いしたいと思います。