五月ですね。
白糠町でも、やっと桜が咲きました。でも花見をする暇もなく、5月にしては珍しい寒冷前線の到来による強い雨のせいで、あっという間に散りつつあります。本当に、咲き誇る桜のたわわに揺れる姿を見たような、見なかったような、そんな感じです。
写真は、雨が降る前日にかろうじて撮ったものです。写真のど真ん中にグレーの鳥が、枝にとまっているのがお分かりになりますか。
ちょっと前までは、まだ肌寒い日が続いていましたが、やっと最近ちょっとは暖かくなってきました。北海道には梅雨はないと言いますが、ここしばらくは、やっぱり雨がちらほらする日が続きます。皆さんも体調に気を付けてくれぐれも風邪などひかれませんように。
平成20年5月27日
1.永年勤続表彰が行われました。
弊社は、勤続10年、20年、30年の節目に、永年勤続表彰をするという決まりがあります。
4月の職員会議において、今回は勤続10年目の2名が表彰されました。おめでとうございます。
2名とも、勤続10年目ともなると、社内の中堅職員として腕を振るい、責任ある仕事も増えてきたことでしょう。工事の施工実績も積み重ね、益々大きな仕事をやってみたくなる頃でしょうか。如何せん、新入社員がめったにない最近ですから、後輩の指導というより、いつまでも本人達が若いままのような気がしますが、確実に年月は経っているのですね。まだまだ上には上、勤続20年、30年の先輩達もいますし、その先輩達が元気な内に、いろいろと仕事のノウハウを伝授してもらうといいですね。
建設業界は、昨今グレーなイメージもありますし、何かと世間で取り沙汰されることも多いですが、しっかりした技術によって、社会に貢献できるすばらしい仕事であることを、しっかり胸に刻んで、今後も頑張ってくれることを期待します。
二人は、それぞれ建築部と土木部なんですけど、無口ってところが共通点でしょうか。独身ってところも共通点です。でも腕はいいです。仕事もまじめにやります。長い人生、これから一緒に歩んでくれる、かわいいお嫁さんが見つかるといいと思っています。
2.総務部長、お疲れ様でした。
4月末に、長年弊社の経理を担当してきた総務部長の山根敏子さんが退職されました。弊社の創設期からこれまで、経理一筋に頑張ってこられた苦労を思うと、頭の下がる思いです。どんな時でも淡々と業務をこなしているように見えましたが、色々と努力して頑張っていらしたのだと思います。長い年月の内には、業務内容も変化していくことでしょうし、私生活の変化もあるでしょうし、長く仕事を続けることは大変な事だったと思います。
最後の挨拶で、「私は会社を愛していました。」とおっしゃっていたのが印象的です。
総務部の後輩である私達は、後を受け継ぐ者として、本当に、力不足を感じますが、なんとか力を合わせて頑張りたいと思っています。
時々は、会社にも顔を見せて、助言して下さいね。
どうもありがとうございました。
左が、退職された総務部長の山根敏子さんです。
感謝をこめて、花束の贈呈をしました。
3.白糠町、ちょこっと情報。
5月13日(火)に告示された白糠町長選挙ですが、現職の棚野孝夫氏以外の立候補がなかったため、棚野孝夫氏が無投票で当選するという結果になりました。
「釧路市と合併しない道を選んだ町民のために、これからの町の発展の道を探り、力を尽くしたい。」という棚野氏の選挙演説でした。
『自然の番人』宣言した町の一つとしても、ゴミのない町を目指して頑張る姿勢を示されています。弊社も微力ながら協力できるようにしたいです。これからの町政に期待します。
残念なお知らせです。白糠町に40年以上も続いてきた病院の一つが、この春、閉院しました。何を隠そう、私もその医院の患者でした。
39度以上の熱が出た時に、とても頼りにしていた医院なのに…。
弊社との距離もとても近くて、走らなくても3分ぐらいの近さだったのに…。残念です。(これって、ちょっと私のわがままですか?)
これから、風邪をひいたときは、どこに駆け込めばいいのでしょう。
ますます身体を壊せなくなりました。
でも明るいニュースもあります。西庶路にあった町立の診療所が廃止された後、独立して開院された診療所があります。その前にも、同じく診療所の先生が開院した医院があります。午後5時以降も診てくれるので、働いている方や、小さいお子さんを持つお母さんに人気だとか…。これからは、顧客の求める、きめ細かなサービスをしてくれる医院に人気が集まるような気がしますね。
これって医院だけに求められる要素ではないですね。きっと。
みなさん、6月29日(日)は、お馴染み“しらぬか大漁まつり”です。
白糠漁港で盛り上がりましょう!
今年は、演歌歌手の瀬川瑛子さんも出演されるそうですよ。
70歳以上の町民の方のために、送迎バスも用意されるとか。みんなで楽しむことが出来そうですね。白糠町外の方も沢山いらして下さいね。
4.内緒ですけど、くまを見ちゃいました。
庭の芝桜が咲きました。
南に向いている斜面の芝桜は、いつも早く咲いて、私達の目を楽しませてくれます。北海道の冬は積雪があるので、庭の花もほとんどのものが1年で終わりです。毎年、5月になると、あちこちで花の苗が売られています。みんなが、色とりどりの花で自分の庭を飾る様子を見ると、短い夏を一所懸命楽しいものにしようとしているようで、微笑ましいですね。
知床の山でクマを見ました。
まだ小熊でしょうか。そんなに大きくはないと思います。やっぱり山にはクマがいるんですね。
白糠町でも、時々クマ情報が発信されます。『東山でクマを見かけたので、近くの方は注意して下さい。』というふうに。
30年も前に、魚釣りに行って、ばったりクマと遭遇したという社員もいますよ。人里離れた場所に行くときは、予め鈴など音が鳴るものを携帯して、クマに出くわすという事態を避けたいものです。皆さんも注意して下さいね。
5.シートベルトしてますか?
みなさん、運転する時はシートベルトしてますか?
もちろん、してますよね。
現在は運転席と助手席にシートベルト着用の義務があります。時々交番の前などで、明らかにシートベルトの取り締まりをしている様子を見かけたりしますし、随分浸透しているとは思いますが…。
ところで、今年の6月1日から道路交通法が一部改正され、後部座席のシートベルトも義務化されるってご存知ですか?
テレビ等でも報道されていますね。現在の後部座席のシートベルト着用率は10%台らしいですけど、これだと着用しない場合の4倍の死亡率だそうですよ。テレビの衝突実験を見ましたけど、後部座席でシートベルトを着用していないと、衝突した時、フロントガラスを突き抜けてボンネットまで飛び出していましたね。
この場合、後部座席のシートベルトを着用していない状態における交通事故発生時に、前の席の人を事故被害に巻き込む危険性は、着用している場合の50倍とも言われています。
「後部座席は、シートベルトしないで、ゆったり乗りたいんだよねえ」という声が聞こえてきそうですが、これまでの後部座席の死亡事例を鑑みて、道路交通法も改正される訳ですから、皆さん、これからは後部座席でもシートベルトを着用して下さいね。

ちなみに、違反すると1点減点だそうです。
6.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、5月23日(金)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
道労働局が発表した第11次労災防止計画によると、全産業の死亡者の内、建設業が31%を占めることから、建設業に対して重点的に対策を進めるということです。言い換えれば、建設業の労災を減らすことが、全体の労災を減らすことに繋がると見ている訳ですね。
発注者に対しても、労働安全衛生マネジメントシステムに対する取り組みを評価する入札制度の導入を要請するとあります。
弊社においても、ISO18001:2007労働安全衛生マネジメントシステムを運用し、事故を未然に防ぐ努力をしていますが、建設業においてまだまだ死亡事故が発生していることも事実です。後で、こうしておけば良かったと思っても取り返しがつかないのが死亡事故です。「忙しくて予防を施す暇がなかった」という言い訳は通りません。事故が起こったら、予防を施す時間以上に、現場施工は滞ります。死亡事故が起これば、死亡した人の周りの沢山の人に影響が及びます。悲しいことです。
今年度、ISO18001が2007年版に改訂された、この機会に、今一度労働安全衛生マネジメントシステムを見直し、現場の安全施工に努めたいと思います。