春ですね。
最近、めっきり春ですね。
朝、起きると、大体5℃前後でしょうか。『プラス』ですよ。
連日、春特有の、ぼうっと霞がかった空気でいっぱいです。
春って、こうなんて言うか、はっきりしないお天気が続くんですよね。まるで、受験の結果を待ったり、新生活への不安でもやもやする感じと似ていますね。道東の桜は、いつもならまだまだ先なのですが、今年はもしかしたらいつもより早く咲くのではないかという感じもします。例年になく暖かくなるのが早いような気がするのは、私だけでしょうか?
卒業、進学、新しい生活に臨まれる方も沢山いらっしゃると思いますが、季節の変わり目には体調を崩さぬよう、気を付けて、頑張って下さいね。
平成20年3月18日
1.優良現場代理人表彰を受けました。
この度、弊社に勤める小山内靖徳(おさないやすのり)が、釧路土木現業所から優良現場代理人表彰を受賞しましたので、ご紹介します。
これは、平成19年7月に施工した“庶路川広域一般改修工事2工区”の工事施行成績が95点と高得点だったことにより表彰されたものです。下の記事は、北海道建設新聞の平成20年2月27日の記事ですが、別の日の記事によると、小山内は、作業条件が厳しい中で期日を厳守し、日常の出来形管理も確実に実施したことが高く評価され、受賞に結びついたとのことです。
竣工した工事については、開発建設部、支庁、土現など、各発注者からそれぞれ施行成績が付けられますが、95点という高得点は、全ての発注者を含めても、弊社にとって最高得点です。
現場施工中は、天候や自然環境に左右され、思うように作業できない時もあり、、現場代理人も大変苦労したようですが、苦労した分、出来上がった時の喜びも大きかったのではないでしょうか。
職員一同、受賞を喜んでいます。
これを期に、今後も自身の研鑚に励むと共に、後輩の指導にも力を発揮してほしいと思います。


ちなみに、弊社には土木の技術職員が11名いますが、平均年齢は38歳です。小山内は32歳、独身。ちょうどベテランと若手の中間に位置します。世間ではとかくジェネレーションギャップなどと、生き方や仕事に対する姿勢の違いに見るように、世代間の意識の違いが取り沙汰されることも度々です。でも日々の業務の中で、先輩のアドバイスに助けられたり、後輩を指導する過程で改めて気付いたりすることもあると思います。この受賞を励みに、世代間の橋渡し役となって、今後も頑張ってくれることを期待します。
2.生活習慣病の予防について。
生活習慣病予防が何かと話題になっている今日この頃ですが、3月12日(水)の北海道新聞に、生活習慣病と睡眠時間に関する研究結果のまとめが掲載されていました。
  ・睡眠時間が長すぎても短かすぎても、糖尿病になりやすい。
  ・1日5時間未満の睡眠では、肥満になる確率が高い。
  ・欠食や外食が多く、ストレスを感じる人ほど、睡眠時間が短い。
  ・6時間から8時間の睡眠時間が最適。
ということでした。
寝不足だと、ホルモンバランスが崩れて食欲が高まり、生活習慣病になりやすいということでしょうか。
寝不足も問題ですが、これまで睡眠時間は長ければ長いほど良いと思っていたのは間違いだったと分かって、ちょっとびっくりです。成人が研究の対象になっているようですから、多分子供はまた違うのでしょうけれど…。
私が土曜日に寝坊する言い訳は、ちょっと厳しくなりました。
研究結果をどのように活用すべきかは、皆さんに考えて頂きたいところですが、生活習慣病の予防のためには、健やかな眠りが重要であり、睡眠の質が大切ということですから、以後はこちらを心掛けながら眠りたいものです。
とは言っても、健やかな眠りのためには、精神状態を良くすることが大切で、精神状態を健やかに保つためには、ストレスのない生活をすることが大切で…などと考えると、健やかな眠りを実現することはなかなか難しいように感じます。
ぐっすり眠れたと感じるのは、歳を重ねるごとに少なくなってきたようにも感じますし。
こうなったら、後は眠る環境を整えるっていうのも一つの手ですよね。寝具とか、アロマテラピーとか、環境音楽とか…。自分がぐっすり眠れる環境を探すことも心掛けたいですね。
3.『AED(自動体外式除細動器)』を用いた応急手当
3月16日(日)に、白糠町教育委員会主催の生涯スポーツ推進の一環として、平成19年度スポーツ指導者研修会が開催されました。釧路市教育委員会広域スポーツ担当主幹から、今秋オープンする釧路・根室圏広域スポーツセンター『湿原の風アリーナ釧路』の施設概要についての説明を受けました。
建築面積:9,534.62u  延床面積:14,069.65u
構造:鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート造3階建
メインアリーナ面積:2,806u
バスケットボール3面、バレーボール3面、バトミントン15面、卓球24面、
固定式観客席1,416席(車いす10席)
アリーナ部分に約4,000人収容可能席が設置可能、その他にサブアリーナ、多目的室、展望室、更衣室4箇所、エレベーター1基等、多くの備えがあるようです。
社会人になって、身体を動かす機会がめっきり減ってきたという方は、是非このスポーツセンターの利用を考えてみて下さい。
メタボリックシンドローム予防のためにもスポーツする機会を作ることをお勧めします。
さて、同日は『AED(自動体外式除細動器)を用いた応急手当』についての講義・実技も行われました。講師の、釧路市消防本部西消防署白糠支署、救急救命士、村山隆一氏から、応急手当の重要性とAEDを用いた除細動(電気ショック)の重要性を学びました。
傷病者を救命するには、
@早い119番通報、落ち着いてはっきりと
A早い応急措置、救急車到着前の早い心肺蘇生と早い除細動
B早い救急処置、救急救命士等の行う高度救急処置
C医療機関における早い医療措置等のスムーズな連携プレー
が行われることが欠かせないとのことでした。
AEDは、すでに役場、総合体育館、保健センターに設置されていますが、平成20年度には町内小中学校にも導入されるとのことです。AEDについては、徐々に世間に浸透しつつあると思いますが、実際に自分が応急手当をする場面に居合わせたら、出来るだろうかと、少々不安です。でも、もし自分の子供が、どこかで倒れて、誰も手を貸してくれなかったとしたら悲しいので、私も誰かの役に立てるように努力したいです。
『自然の番人』情報コーナー
2月中旬頃、宅急便を配送されている方でした。
弊社社内のカウンターに置かれている『自然の番人シール』を見て、「これ、頂いていいですか?」と問われました。もちろん「どうぞよろしく。ありがとうございます。」と答えました。
その方がおっしゃるには、「これから野山に出かけることも多く、魚釣りなど行ったりするので、シールを車に貼り、呼びかけます。友達、仲間にも渡し、車に貼ってもらいます。」とのことでした。
自然に対しての優しい気持ちと、真剣に取り組もうとする心が伝わってきました。地球に住んでいる私達全員がこの方のように番人宣言をされまして、自然を壊す不法投棄・ポイ捨ては絶対にしませんという信念を持って行動しますと、ゴミは無くなるでしょうね。
自然環境に対して理解されている仲間に出会えたことで、とても嬉しい気分となり、笑顔が出てまいります。
ちょこっとニュース。
釧路市の千代の浦の海岸に流氷が漂着したそうです。21年ぶりの流氷接岸とはならなかったらしいですが…。流氷は、暖かい日が続き、暖気で既に減ってきているようです。流氷と一緒に、昆布も流れてきて、昆布拾いをしている人の姿もニュースで流れていました。間近で一度は見てみたいなあ…。
最近のキャンディーは、袋の中に、また袋。一つ一つがおしゃれにパッケージされています。こんなに包装が必要なのかしら?と思わないでもありませんが。この間購入したキャンディーの小袋には1つづつ入っているはずのキャンディーが2つ入っていました。ちょっとラッキーな出来事でした。
4.3月に入りました。
桜開花の予想も発表になり、お彼岸も近づきますと、春だなアーと感じるこの頃となりました。芽吹く自然界ですね。春風にのってふわふわスキップしたくなるような…。
茶路橋から見える茶路川も、100%の雪氷が溶けたところに、最近は釣りマニアが竿を立てている風景が目立ちます。
先日テレビで、自然の中、ほぼ自給自足に近い生活を心掛けている家族のことが放送されていました。羊と共に駆け回り、のびのびたくましく成長していく男の子4人兄弟と家族のぬくもりが、番組で紹介されていました。ほのぼのと言うか、ホットした安らぎを頂きました。
昔、自分の幼かった頃、お手伝いと遊びが一緒で、妹を背に子守のお手伝いをしながら、棒を振り回しチャンバラごっこをして遊んだことが懐かしく思い出されました。もう、父も母も天国です。
土井さんが、宇宙基地から笑顔の一報を伝えていますが、その頃の私は宇宙なんて言葉も知らず、宇宙に行くなんてゆめゆめ考えてもいませんでした。
土井さんを乗せたスペースシャトルエンデバーは、国際宇宙ステーションにドッキング。日本初の有人宇宙施設『きぼう』も国際宇宙ステーションに取り付けられました。今回は、ブーメランを飛ばしたり、桜の種を持ち込んで実験予定とか。
庶民が宇宙旅行できる日はやって来るのでしょうか?
土井さんは、「一人の宇宙技術士には小さな一歩だが、日本にとって素晴らしい宇宙時代の幕開け」と、感激を表現されておりました。
夢の実現に向かって闘志を燃やし頑張っている、頼もしい日本の方々に期待します。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、北海道建設新聞の3月8日(土)の記事から、北海道開発局の一般競争入札における総合評価運用方針についての記事をご紹介します。
公告された、ある工事についての一般競争入札に参加したい場合、企業は、入札参加資格確認申請を行います。過去に同じような工事を施工した実績があるとか、どのような資格を持った技術者を配置することが可能であるとか、過去の工事成績であるとか、表彰された実績があるなどをアピールする訳です。さらに、その工事について品質を確保するための提案等も行います。
それらを発注者が評価し、点数を付けることになります。もちろん入札価格も大切な評価項目となります。
総合的に点数の高い企業が落札する結果になります。
しかし、記事の内容にある通り、得てして落札は入札価格で決まるケースが多いということですね。
総合評価落札方式が言うところの、価格と技術双方にすぐれた企業を選定するという主旨に沿っていないということで、今回の見直しになったのでしょう。
今後は簡易型総合評価落札方式を、工事規模と難易度に応じて4分類するそうです。それぞれの分類に応じて加算点も10点から30点まで、そのウェートが異なります。
でもよおく見てみると、弊社は、大体簡易型VかWが対象となると思われますが、配点比率の内、施工計画の占める割合は、簡易型Tの3分の1です。その代わり、地域精通度や地域貢献度の占める割合は、簡易型Tの3倍強となっています。請負額の大きな工事ほど施工計画(技術)が重要であるというのは、何となく分かるような気もしますが、請負額の小さな工事は、施工計画(技術)より、地域精通度や地域貢献の方が配点比率が大きくなっているというのは、何となく?です。
いずれにしろ、規模によって重要度の大小はありますが、今後技術提案が重要になってくるということなのでしょう。
社員各人が、日頃から技術提案出来る能力を磨くことが重要になってきます。ある時突然その能力が付く訳ではありませんから、日々の意識の持ち方と、技術の蓄積方法が問題になるような気がします。
会社の方針なんてその時々でころころ変わりますから、待っていないで、自分が建設業で生きていくためには何をするべきかを、社員もそれぞれ考えて実践する方がいいようですね。結果として会社のためになるなら、それでバッチリでしょう。