もうすぐ冬ですね
平成16年11月12日
はやいもので気づくとすでに11月になっていました。今年も12月を残すばかりです。
寒い日があるかと思えば、暖かい日もあり、体調管理も大変です。皆さんかぜなどひいていませんか?
手洗い、うがいは確かにかぜ予防に効果があるようです。
11月といえども色々行事が目白押しという方もいらっしゃるでしょう。かぜには充分気を付けましょうね。
ISO9001:2000の定期審査を受けました。
弊社はISO9001:2000を導入し、その規格に従って品質マネジメントシステムを運営することにより、お客様の満足を得られるような建造物を作ることを目指しています。
この品質システムは2000年から仮運用を始め、2000年12月15日にMSA(潟}ネジメントシステム評価センター)により正式な登録を受けて、現在に至っています。さらにこの登録を維持するためには、定期的にMSAによる外部審査を受けて、不適合があるかどうかを確認してもらい、もし不適合があれば是正するという手順を踏まなければなりません。
今回、11月9日(火)、10日(水)の2日間に渡って、この定期審査を受けましたので、その様子を紹介したいと思います。
初回会議

まず初めに、MSAより派遣された審査員により弊社の社長、副社長、土木部長、建築部長、総務部長に、今回の外部審査の目的が説明されます。
今回の目的は、品質マネジメントシステムが継続して実施されているかどうか、もし経営の内容に変更がある場合、その変更に添った品質マネジメントシステムの変更がされているかどうかということでした。
今回は審査員は1名でしたが、2名の場合もあります。
次に経営者への審査。
弊社の社長、副社長が受けました。

ちなみに、審査を受けたこの部屋は、弊社の品質マネジメントシステム運用の結果として残してきた記録を保管している部屋です。
最初は紙による保管だったので、量がありましたが、近年はCDによる記録の保管が増えてきたので、たいした量ではありません。
次は管理責任者と企画委員会への審査。
企画委員会というのは、弊社が作った組織で、主に品質マネジメントシステム運用のためのマニュアル、規定といった文書の内容に関して、業務の手順が妥当かどうか検討したり、改訂が必要になった場合に、実際の改訂作業をする組織です。
管理責任者は、弊社の品質マネジメントシステムの責任者で、社長が指名しています。

審査を受ける際には、プロジェクターを使用し、必要な記録等を画面に映し出して、全員で検討しています。
翌日の最初は、現場への審査。
現場はいくつかありますが、全部の現場に入るのは無理なので、その中からいくつかの現場を審査します。
これは、平成16年度公営住宅整備事業(朝日団地)建築主体工事の現場です。審査の場所は、現場に設置された現場事務所です。

この現場については、『現場紹介』のページも参照して下さると、なおよく分かると思います。

現場における供給者(下請)への教育の内容やその教育の有効性の評価、現場でとった予防処置、各種検査について、供給者への発注内容に関してなど、年ごとに突っ込んだ質問に、現場所長も緊張した面持ちでした。
次は、建築部、土木部、総務部への審査。
各1時間程度を要しました。
各部で実施した是正処置、予防処置について、特に苦情や検査の不適合から発生した問題に対して、今後二度と同じ不適合を発生させないためにはどういうシステム作りが必要かという継続的改善について、多くの時間が使われていたようです。
又、各部で実施しているデータの分析とその利用状況についても、ただデータを集めることが目的になっていないかどうか、データは次の改善につなげるために集めるもので、そのデータを分析して次の改善につなげることが重要であるということが言われていました。
教育についても、今弊社にはどのような力量の人が必要とされているのか、そのためにはどのような教育が必要なのかを明確にして計画することが大切であるということが言われました。実際には実施しているけれども、教育として位置付けられていないものを、どのように把握していくかも今後の課題として示されました。
2日間の締めくくりとして、最終会議。
最後に初回会議のメンバーに現場所長を加えて、最終会議が開かれました。
各部、現場を審査した結果を審査員と弊社のメンバーの間で確認します。
不適合がある場合は、その内容もお互いに確認し、是正処置を提出する期限を決めます。
以上が、今回の外部審査の大体の様子です。
弊社は、ISO9001:2000の品質システムを運用し、継続的な改善を重ねることにより、さらなるお客様の満足を獲得するべく、努力していきます。
どうぞよろしくお願い致します。
枯葉風情
釧路空港までのつかの間のひとときです。(11月1日)
たくさんの彩られた紅葉が過ぎ去り、もうすっかり秋深し。
黒茶色の景色に染まっておりました。
いよいよ冬将軍の到来かなあ〜なんて。
自然のいとなむ姿を目にしながら、少々淋しさを感じ、車で走行。
山道にさしかかると風に吹かれて舞う枯葉ふぶきによる大歓迎をされました。
カサ〜、ハラハラ〜、サラサラ〜、コロコロと。
車に追い被さるようにぶつかりながら、飛んでは消え去り、又風に乗って舞い上がり、道に落ちては消え去る。やがて冷たい土の中に…。
冬が近づくと、身をまとう葉をふるい落とし、身軽となり活動を止める準備をし、冬支度に入るのでしょうね。
フッと、夕暮れに風と共に舞う枯葉とこの道をずっと遠くまでお供してみたい気分に…。
感傷的になり、アクセルを踏んでいました。
が、NHKの朝ドラではないですが、「人生、生きちょるだけで丸もーけ。」、スマイル、スマイル、笑顔で、健康に心がけ、前向きに進むしかないと気持ちを切り替え、わが家へ着きました。
そうそう、東京航空局より初受注しました。
釧路空港場周柵改良工事を頂きました。
代理人さん、現場のみなさま、緊張しながら頑張っています。
寒さが一段と増し、チラチラ冬将軍が到来する時節、この初仕事が、安全第一の中進められ、お客様に喜ばれる完成品で引き渡せることを願っています。